「からだやさしく」
「こころやさしく」
「ひとにやさしく」
無添加の自然なあまさを
昔ながらの手づくりのおはぎ

うめという名はやまと言葉で
「う」 うまれる。
「め」 めざめる・めざめさせるとういう
意味があります。
しあわせが花ひらき甘いおはぎで
「笑顔」でみたされる。
そんな想いで始めました。

はじまり

うめもりの家族には、4人の娘のうち、精神と知的の重度障害者の長女、15歳で白血病になってしまった4女がいます。
ハイリスクの98回の抗がん治療を終え、2.3年たった頃でしょうか。
病院に定期検診にいきました。
小児癌病棟は、ロックがかかっており子供達、家族だけしか入ることができず、
家族控え室が病棟の横に併設されていました。
生死をかけて病と闘う我が子を、見守るお母さんが、唯一ホッとする場所でした。
当時、退院してすでに2.3年経っており、知ってる人は誰もいませんでしたが、
少しでも心やすまるひとときを過ごして欲しく"おはぎ"を差し入れをしたところ、
お母さん達の顔がぱっと明るくなりました。そして、喜んでくれたもう一つの大きな理由。
それは、元気になった娘の姿でした。
厳しい病に立ち向かい明日の命が保障されていないなか、娘の元気な姿に
「希望」を見出したのだと思います。
おはぎは、おはぎであるけれどおはぎ以上のものなのだと感じました。
人が幸せになって欲しい、良くなって欲しいとの思いが詰まったものは、
その優しい波動で共鳴し、多くの人を幸せにしてくれるのです。
そんなことを実感した体験でした。
甘いものを食べて「おいしい」「幸せだな」と感じるのはほんとに自然なことなのです。
おはぎは、身体だけでなく「心の栄養補給」にもなっていたんでしょうね。
みんなが幸せになって欲しい、そんな想いが詰まったしあわせおはぎをたくさん作って、
食べて頂いた方に小さな幸せを届けたいと思っています。

この商品作りに障がい者のかたに携わって頂けるよう準備しています。
うちの長女と同じ障害のある方がひとりでもふたりでも働くことの喜びを知り、生きる希望が見いだせますように。
幸せのおはぎ。

株式会社梅守本店
専務取締役 梅守節子

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